平成30年5月に、下校中の小学生が殺害されるという痛ましい事件が起きました。
この事件をきっかけに文部科学省が中心となり、関係閣僚会議が行われ、同年、「登下校防犯プラン」が 取りまとめられました。
⓵ボランティアの高齢化や共働き家族の増加で「地域の見守り活動」の担い手が少なくなった
⓶学童や習い事等、下校や帰宅の在り方が多様化
このような背景で従来の見守り活動に限界が 生じています。
「地域の目」が減少した結果、子どもが登下校時1人で歩く「1人区間」で
どのように子どもたちの「安心・安全」を守るかが急務となっています。
そして、「みんなの防犯プロジェクト」とは、
当協会の
「警備会社や飲料メーカーと提携する事で、防犯カメラを無償で設置でき、メンテナンス費その他維持費等も無償で提供できる」という、
今までご紹介させて頂いている仕組みを使い、
「子ども達の輝く未来のために」、「安心・安全なまちづくりのために」立ち上げたプロジェクトです。
「登下校防犯プラン」は大きく5つの項目から成り立ちますが、
「地域の連携」と「具体的な環境整備」の 2点がいずれの項目でも重要な意味を持っています。
当協会は、防犯カメラの無償提供という「具体的な環境整備」を推進する事が可能です。
子ども達の輝く未来のために、私たちが出来る事を続けていきます。
担当 川合 麻季(日本セキュリティ振興協会 事務局)