「子供達の安全を何としても守らなければなりません」
29日に総理大臣官邸で行われた「登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議」にて、安倍総理が訴えた言葉です。
出典:首相官邸HPより
そして、以下3つの徹底・共有事項に関して強く述べました。
⓵徹底した捜査による全容解明と関係省庁との情報の共有
→今回の事件の被害状況を関係省庁で共有し、安全確保策に生かす事。
⓶通学路の安全確保の徹底
→通学路の再点検、警察のパトロール強化、地域住民の見守り活動と連携を密にする事。
➂不審者情報の共有と迅速な対応の徹底
→警察や学校が把握した不審者情報を共有する仕組みを強化し、徹底する事。
そして、この会議で山本国家公安委員会委員長は以下のように発言しました。
⓵昨年度の閣僚会議で取りまとめられた「登下校防犯プラン」を踏まえた取組を推進
⓶学校や保護者等が行う見守り活動と連携した上で、集団登校の集合場所等における警察官による警戒・パトロール等を実施する
川崎の事件を受けての今回の閣僚会議。
あまりにも理不尽で、身勝手な、悲しい事件は、
理不尽で、身勝手で、悲しい、だけで終わらせてはいけません。
終わらせられるはずなどないのです。
強い意志と覚悟をもって、
この事件で犠牲になられた方々のためにも、
今後、同じ様な事件を起こさないために
連携と共有の徹底で、
大きく社会の仕組みが変わっていくことを願います。
担当 川合 麻季(日本セキュリティ振興協会 事務局)